世界遺産05/23　モン・サン・ミシェルとその湾

…かなり期待して見たんですけど…ちょっと期待はずれだったかなぁ…。
まあね、私が記憶している限りでも取り上げられるのは2回目なので、
同じ様な内容に偏らないように作ったのでしょうが、空撮が多くて、
外観ばっかり見せられても、ちょっとねー…って感じでした。
1996年に放送された1回目の方が興味深かったなぁ。
しかも、放送ど真ん中で「放送時間の変更のお知らせ」が入る無粋ぶり。

モン・サン・ミシェルはとても好きな場所です。
とはいえ訪れたのはもう10年近く前になりますが（苦笑）。
パリからの日帰りツアーで参加したため、
有名な潮の満ち干きは体験することとが出来ませんでした。
私たちが滞在していた間はずっと引き潮で、17時過ぎには
現地を立たなければいけなかったのですが、満ち始める時間は20時だったのです。
あれからずーっとリベンジを心がけているのですが、
その機会に恵まれないまま、かなり長い時間がたってしまっています(苦笑）。

何がいいってねー、それはもう、あの外観はもとより、
設立された経緯がねー…神秘的ではないですか。
聖オヴェールが夢に現れた大天使ミカエルのお告げにより、
岩山の頂上に礼拝堂を築いたのが始まりといわれてますが、
お告げを3度まで疑った聖オヴェールは、ミカエルの怒りに触れ、
頭に指を突き立てられたんだそうです。
その指の跡というのが聖オヴェールの頭蓋骨に
今でもちゃんと残ってるんですよー。

基本的に街中に作られる寺院とは違って、修道院っていうのは
立地的にも環境的にも厳しいところに作られるものですが、
モン・サン・ミシェルも、まさにそういう場所にあるわけですよ。
厳しい岩山と一体となって、海の中にそびえる姿ってば、
かなり神々しいです。

ま、思い入れが強すぎると、がっかりすることも多いっていう
典型的な例よね(苦笑)。

いつの日か、もっと下調べして、絶対1日以上滞在して、
あの大潮を体感するぞーっっ!!
…しかし、いつ行けるかなぁ