チキンライス

2004年12月2日 音楽
えーと、これから大失礼なこと書きます。
槙原敬之ファンの方がここを見ることはまずない…とは思うのですが、
気を悪くされたらすみません。

私はマッキーの顔が苦手です………
嫌いだとか、そーいうことではなく、生理的嫌悪…の部類だと思います。
TVとかに顔が大写しになると、とっさにチャンネルを変えてしまいます。
でも、だからといって声や曲が嫌いなわけではなく、むしろ好きな方だと思います。
ですので、常々「なんでこの人TVに出てるんだろう……」と思っていたほどです。
顔を出さずに音楽活動を続ける方だって多いじゃないですか。
なのに、なんで……と、そう思っていたのです。
ま、そんなわけでして、マッキーの曲を積極的に聴く…ということは今までなかったわけです。
あの「世界にひとつ…云々」というSMAPさんの大ヒット曲でさえです…。
んーと、ある意味詞もあまり好きでなかったのかもしれません。
私の記憶にマッキーの曲は残っていても、詞が残っていることあまりないので……。

ところがですね…ちょっとチキンライスにやられちゃってるのです。

もちろん、詞はまっちゃんなわけですけど(笑)、これがなんかもー…
使い古された表現方法で申し訳ないですが、ハートにキちゃうんですよ。
特に「親に気を使っていたあんな気持ち 今の子供に理解できるかな」ってとこ
涙出そうになるくらいわかる。そーだよな、そーだったよな…って。
いろんな意味で子供も考えていた時代だよね、自分のことじゃなく、家族のコトを…。
いや、最終的には自分のためなんだけど、でもいつも親を見ていたよな…って。

最後にはテレ隠し的に「でかいケーキ」だの「赤坂プリンス」だの言ってますが、
それでもやっぱり「チキンライス」だという松本さんの気持ちが、なんかうれしい…。

ダウンタウンでもまっちゃんはすっごいとんがったイメージが強かったけど、
こういう気持ちを隠すためにとんがっていたんだな…と思った。
そして、最近ちょっと丸くなってきたな…と思っていたら、こんな詞を書いてるし…
んー…今だからこそかけた詞なんだろうなぁ…5年前なら書けてないね、まっちゃん。

で、昨日のFNSでもマッキーが手紙で言ってましたが、
この曲はまっちゃんの詞から始まった…と。
そして、マッキーの書いた曲は、見事に歌詞を生かしていると思ったわけです。
今までマッキーの曲は曲ばかりが聞こえてきてて、詞が流れていってたのですが、
なんていうんだろ、この曲は詞ばかりが頭に残って、曲がそれを邪魔していない…というか
後からついてきてるのです。
これはねー、なんかすごいと思った。
本当に、まっちゃんの詞を大切に、曲を作ってくれたんだと思った。

この詞の世界を、今の若い人は(爆)どこまで理解できるんだろう…
そう思いながら、もしかしたらCD買っちゃうかも…と思っている今日この頃なのでした。

…プロモは手に入れてるんですけどね(笑)。
でも、プロモには顔が……(涙)

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